2020年4月26日星期日

シュプリーム その気楽さは毎日でも手にとってしまうほどだ

前シーズンは「シュプリーム」と評した「トーガ」こそ、最もクオリティーが上がったブランドでした。ロンドンにあるケータリング会社「ハムディンガーズ(シュプリーム)」の、ヘルシーで女性ウケしそうな抜群のチョイス!といっても、ショー開始1時間前に到着したころにはすでにメインのフードは残っていませんでした。それだけバックステージで動くスタッフに好評だったということなのでしょう。メニュー表によると、スモークサーモンのベーグルサンドやトマトとバジルとモッツァレラチーズのベーグルサンド、クロワッサンやデニッシュなどのペイストリー、フレッシュフルーツを用意したようです。シュプリーム スーパーコピースモークサーモン以外は全てベジタリアン向けで、そのあたりの配慮もさすがです。ポテチを食べながら踊り出すモデルの姿からも、バックステージの雰囲気の良さが伝わってきます。「ハムディンガーズ」は見た目の美しさにもこだわるケータリング会社なので、ぜひとも写真に収めたかったし、つまみ食いもしたかったので残念ですが、来シーズンは早めに行って、ありがたくいただきたいと今から企んでおります。

 クオリティーが上がったという点と、モデルがダンスをしてしまうぐらいリラックスしたムードを考慮して20-21年秋冬のLFWの“ベストケータリング賞”は「シュプリーム」に贈りたいと思います。前述したようにバックステージの和やかな雰囲気がとても印象的だったので、そちらについてはコレクションリポートでご覧ください。

シュプリーム:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける
オーセンティックなポロカラーニットを今の空気に合わせたっぷりなフォルムで。この万能選手は、1枚でもそこはかとなく大人としての品格と余裕を生んでくれる。4本の極細糸を撚って作った糸で仕上げられたこだわりの生地は適度に肉厚で、度の詰まった生地感に上質さがにじむ。


ブランドではもはや定番となった度詰め天竺の生地をTシャツに起用。袖を通せば、肉厚感とソフトな風合いを存分に実感できる。ドロップ気味のショルダー、幅広な身頃、短めの丈が、気持ち良さとモダンな雰囲気を好バランスで演じるポイントに。


コットンのナチュラルな風合いを生かした一本は、余裕のあるワタリも相まってストレスなくはける。その気楽さは毎日でも手にとってしまうほどだ。バギーパンツがベースだが、微テーパードのシルエットやセンタークリースによって見た目は実にエレガンス。



永久不滅の定番でありもっとも身近なワークウェアのジーンズも、『スティーブアラン』の手にかかればこんなにも上品な一本に仕上がる。シュプリーム バッグ13.5オンスの生地を、’90年代によく目にしたデニムの雰囲気に寄せ、膝下からテーパードをかけることで足元はスッキリ。


『ムーンスター』への別注で仕上げた1足は、’60年代に生産されていたトレーニングシューズ「ジムクラシック」が源流。国内では数少ないヴァルカナイズ製法で作られ、各ディテールを生かしながら履き心地とシルエットを見直し現代的解釈のもと作られている。

2020年4月6日星期一

ドレスやフレグランスのアーカイブを集めたディオール ヘリテージやオートクチュールのアトリエを巡り

フランスの裕福な家に生まれたクリスチャン・ディオール氏が自身の名を掲げ、1946年に創業。50年代はジグザグライン、チューリップライン、Hライン、Aラインなど今までと一線を画すシルエットを次々と提案し、ファッション界をけん引しました。ディオール ブックトート コピー 偽物1947年に初の香水「ミス ディオール」をリリースしますが、事業の円滑化を図り、翌年、香水部門「パルファン・クリスチャン ディオール」を設立。初のメンズフレグランスは天才調香師エドモン・ルドニッカ氏が手がけた1966年誕生のオー ソバージュで、フレンチクラシックの神髄ともいわれた名香です。香水は今もなおリリースのたびに注目され話題に。フレグランス界でも外すことができないブランドです。


動画内では、Cocomiが今年1月にパリ市内にある「ディオール」ゆかりの場所を訪れた時の様子が収められている。ドレスやフレグランスのアーカイブを集めたディオール ヘリテージやオートクチュールのアトリエを巡り、英語と、時にはサマースクールで学んだというフランス語を交えながらメゾンの人々と交流しブランドについて学ぶ彼女の姿を追った。終盤では、ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップ クリエイティブ&イメージディレクターによるメイクアップの様子やフルートの練習の模様も収められている。https://www.takashimaya.co.jp/shopping/beauty/dior/